昨年6月、県東部の相談拠点が撤退との報道は関係者に衝撃的なニュースでした。議連を立ち上げ、県東部に発表障がい児者の支援センターを設置を望んできた者として忸怩たる思いでした。また、多くの発達障がいの方を持つご家族の方々からも、一日も早く復活を望む声をいただきました。
静岡県内の発達障がいのある児童生徒の相談件数の約半数が静岡県東部に集中しています。相談や診断の拠点は、静岡市にある「あいら」が中心であり、そのサテライト機能としての相談拠点でした。
現在、超党派の県議、市議、町議約150名が参加し、発達障がいに関する研修、勉強会を定期的に開催して県東部に医療機能を持つ本格的なセンターの設置をと活動してきました。
昨年度は、毎議会に議連のメンバーが様々な角度から質問を行い、私も2月議会でこの問題を取り上げました。
本年度は、民間事業者と場所の選定を行い、秋頃から相談業務を一部開始、来年4月の開設に向け動き出しました。各市町に児童発達支援センターや相談機能の充実、専門医の拡充などの課題をクリアしながら、県東部の支援体制の強化に引き続き努力して参ります。