一日前プロジェクトをご存知でしょうか。内閣府が行なっている防災情報のページに掲載されている「災害の一日前に戻れるとしたら、あなたは何をしますか」被災者のインタビューをもとに、身につまされる物語から防災意識を向上させる取り組みです。
静岡県も南海トラフ地震が懸念されており、地震津波対策を進めていますが、何より自らの命は自分で守ることが大切で自助の力を高めていくことが必要と考えています。
2月議会で県民の自助の力の向上策として、一日前プロジェクトの活用などを提案しました。ところが、2014年からプロジェクトが止まっており、近年発生した自然災害で被災された皆様の貴重な体験に学ぶことができていなかったのです。
このことを新妻ひでき参議院議員にお伝えしたところ、早速3月19日の参議院の文教科学委員会で取り上げていただき、内閣府から今年度から再開するとの答弁を引き出しました。
防災力の強化が本県にとっても最重要課題のひとつであり、県民の命を守るためネットワークの力を発揮して走ってまいります。